地震体験装置
設計・製造・保守

地震体験装置

地震体験装置の設計

 電動起震機の利点の一つがコンパクト性です。
一体化した駆動部は大型の付帯設備やバックヤードなどを必要とせず、既存建築や車両への据付けなど設置の自由度が大幅に広がりました。
また、操作は簡単なタッチパネル方式を採用して、熟練した専属の係員を必要としません。


 装置の製造においては、経験豊富なスタッフによる加工・組立作業を実施しております。
地震波形を基にして、リアルな地震動が再現でき、地震防災や耐震設備の体験装置として高い評価を得ています。
機器のメンテナンスも容易であることから運営の利便性が飛躍的に高まります。

地震体験装置の制作

 経験豊富な技術スタッフが製作設計図に基づいて、制御機器製作加工や機械加工を行います。
加工完了後に、仕上げ精度検査を実施して合否判定を行い、合格した部品は組立作業工程に回ります。
組立作業は、経験豊富な技術スタッフが製作設計基準に合わせて組立を行います。

 地震体験装置の組立が完了した後に、制御センサー・制御ケーブルの配線作業を実施し試運転工程になります。
過去の地震・震度階地震を起動させて、プログラム通りの動きを再現しているかを確認して調整を行った後に工場出荷となります。

納品・取り扱い説明

 地震体験装置の設置場所は、事前協議を行い設置の合否を確認します。
設置可能な場合は、設置に必要な搬入経路最小開口寸法・基礎工事・ケーブル配管工事・供給電源容量を指示させて頂きます。
搬入開口が小さい場合は、地震体験装置を車上で分解して設置まで持ち込み、ピット面まで地震体験装置を下ろした後、位置とレベル調整を実施して装置を固定します。
サーボモータ配線・制御ケーブル配線を行います。
操作卓のタッチパネルから、過去の地震・震度階地震・非常停止スイッチ起動と停止を確認します。
安全に使用して頂ける状態を確認した後に、引き渡しの取り扱い説明を実施します。